|
Javaプラットフォーム(ジャバプラットフォーム、英: )は、Javaで記述されたプログラムの開発および実行を行うことのできるソフトウェア群の総称である。 == 概要 == Javaのプログラムは、オペレーティングシステム (OS) やハードウェアに依存しないバイトコード(中間言語)と呼ばれる抽象的なコードで表現されている。そのため、Javaプログラムの実行に必要な仮想マシン () や、開発に必要な標準ライブラリセットおよびコンパイラを個々の環境にあわせて作りさえすれば、Javaプログラムはそれら全ての環境で同一に動く。Javaプラットフォームとはこうした実行環境および開発環境のことである。 Javaプラットフォームは、Java、Javaアプレット、Java Runtime Environment、JVM、携帯電話や組み込み機器対応Java (Java ME)、Java Web Start、Java製アプリケーションなども含めてまとめて単純に「Java」と呼ばれることがある。 Javaプラットフォームにはいくつかのエディションがあり、PCのスタンドアロンアプリケーションや他のエディションの基礎となるJava Standard Edition (Java SE)、WebアプリケーションやWebサービスなど、サーバーサイド用のJava Enterprise Edition (Java EE)、スマートフォンのような携帯端末向けJava Micro Edition (Java ME) が存在する。 2016年1月時点で、Javaプラットフォームの現在のバージョンは8である。なおJavaプラットフォームには、バージョン番号とは別の概念としてバージョン文字列というものがあり、現時点では1.8.0である。〔 〕 Javaプラットフォームは様々なプログラムから成り立っており、各々はそれ全体の能力から全く異なる一部品を提供する。例えば、JavaソースコードをJavaバイトコードに変換するJavaコンパイラがあり、それはJava Development Kit (JDK) の一部として提供されている。実行環境であるJava Runtime Environment (JRE) は通常、オンザフライでバイトコードをネイティブマシンコードに変換するJITコンパイラとして実装されている。また、Javaバイトコードにプリコンパイルされた大規模なライブラリが存在する。アプリケーションが配置される手段も、アプレットとしてウェブページに埋め込むなど多岐にわたる。他にも、Java Platform Standard Edition 8 Documentation にあるように様々なコンポーネントが存在する。 プラットフォームにある極めて重要なコンポーネントはJavaコンパイラ、ライブラリ、そして仮想マシン仕様で設計されたルールによってJava中間バイトコードを「実行」する実行環境である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Javaプラットフォーム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Java (software platform) 」があります。 スポンサード リンク
|